2011年04月28日
岩手から沖縄へ帰ってきて。

10泊した岩手県陸前高田から沖縄へ帰ってきて昨日一日ずっと考えていました。
個人的な感想ですが、私を含めた沖縄の人には被災者の気持ちをわかって欲しいと思います。
なぜなら、戦後同じ様な経験をしているからです。
私達が現地の皆さんの望みをかなえる事なんて出来ません。
なぜなら、私達は被災者でも無いし神様でも有りません。
家族や財産や帰る故郷が無くなった人達に何がしてあげられますか?
私達には現地の人達が受けた心の底にある悲しみを癒す事なんて出来ないのです。
だけど、仲良くなった現地の人が言っていました。
人の気持は時間が解決してくれる・・・
今、現地の人が望む事はなんだろう?
ずっと考えています。
何年も何十年も掛かる町の復興を、無責任に私達が受け持つ事は出来ません。
私達がいま出来る事は、炊出しや物資を送る事だけでは有りません。
現地の人達が復興する為のお手伝いをどれだけ長く行い見届けるかだと思います。
ゲリラ的に行なわれる炊出しや激励ライブを地元の人が本当に喜ぶでしょうか?
ボランティアの人と現地の人がもめる場面も何度か見ました。
ボランティア活動が支援者の自己満足の押し売りになっていないでしょうか?
沖縄が戦後復興する際、地元以外の人間を受け入れたでしょうか?
誰の為に何の為に、今一度自分と向かい合って今後の活動を行っていこうと思います。
Posted by ぐっきー at 09:05│Comments(1)
│JC
この記事へのコメント
伸ちゃんの今朝の発言は、とても心に響きました。
時に、「したいコト」 と 「してほしいコト」 は一致しないことがある。何をやるかの前に、誰のための、何のための活動なのかを見失わなっちゃいけないよね。
そして、『自らはどうあるか』 も大事。
共にしっかりと努めていこうね! ^ ^
時に、「したいコト」 と 「してほしいコト」 は一致しないことがある。何をやるかの前に、誰のための、何のための活動なのかを見失わなっちゃいけないよね。
そして、『自らはどうあるか』 も大事。
共にしっかりと努めていこうね! ^ ^
Posted by GODZILLA
at 2011年04月28日 11:39

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